ADHDとの出会い
私がADHDという言葉を初めて知ったのは、38歳の秋のこと。
ある製薬メーカーのサイトを見て知りました。
たしかバナーをクリックしたように思いますが、
私の中にある「自分を変えたい…」という想いが無意識のうちに
私を導いてくれたのかもしれません。
サイト内に、自分がADHDかどうかをチェックできる簡易診断表があり、
ほとんどすべてが自分に当てはまると分かったとき
「自分がこれまで苦しんできたのは、ADHDという脳の病気のせいだったのだ!」
と、深く安堵の気持ちを感じたのを覚えています。
「原因がわかれば、解決できる! 薬を飲めば、解決できるかもしれない。」
そんな希望の光が見えてきました。
それが私の長い冒険の始まりになるとは、当時思ってもいませんでした。
(つづく)