生きづらさを解消するための技術

ADHDの特性を持つ40歳、自分の力を発揮できずに悩んでいるあなたに贈るライフハック

ブログをはじめたきっかけ

ブログを始めたきっかけ

ポイント
ADHD当事者の目線からADHDに関する情報発信をしたい。
ADHDに限らず、同じように生きづらさを感じている方の力になりたい。
ADHDのマイナス面を克服し、プラスの特性を活かして社会貢献がしたい。


私がこのテーマでブログを書こうと思ったのは、
40歳になって、自分がADHDの障害を持っていることを
知ったのがきっかけです。

 

ADHDというのは、Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder の略で、
日本語では、「注意欠陥多動性障害」と呼ばれる障害です。

当時、会社勤めをしていた私は、毎日が自分の弱さとの戦いで、
満足のいく生活を送ることができていませんでした。

・朝、すっきりと目覚められない。
・鍵や財布を失くして、部屋中を探し回る。
・会社に遅刻しそうになり、あわてて出社する。
・周囲の音が気になって仕事に集中できない。
・やりたいことで頭がいっぱいになって、目の前の仕事に手がつけられなくなる。
・納期に間に合わせるため、徹夜で仕事をする。
・机の上はいつも、ぐちゃぐちゃでどこに何があるかわからなくなる。
・自分勝手に仕事をすすめてしまい、周囲に迷惑をかける。  等々

これが病気の症状の1つであるとは、にわかに信じがたいことかもしれませんが、
これが、ADHDを持つ者の日常なのです。

治療薬もありますが、あくまでも症状をおさえる(頭の中をすっきり集中できる状態にする)程度のものなので、行動が即改善されるわけではなく、時間をかけて行動を改善する(認知行動療法など)努力が必要とされています。

一方、ADHDエジソンリンカーン坂本龍馬など歴史上の偉人の中にも同じ特性を見ることができることから、決してマイナスの一面ばかりではなく、多様性の観点から人類が生存するうえで必要な特性を持つ人々であると定義する方もいらっしゃいます。

実際に社会の中で、その強みを生かして活躍されている方が大勢いらっしゃいます。

私自身、人前で話をすることが得意であったため、塾講師やセミナー講師として活躍することができ、会社から表彰をしていただいたこともありましたので、天職を見つけることができれば、その可能性を存分に発揮することができることを知っています。

このブログではそうしたADHDのプラスの一面についても紹介することで、
同じ悩みで苦しんでいる当事者の方の支えになればと思っています。